これさえ覚えればあなたの英語の発音が劇的に良くなる3つの法則
050-5217-7400


これさえ覚えればあなたの英語の発音が劇的に良くなる3つの法則

こんにちは。英語発音トレーナーの中野渡(なかのわたり)です。

私は、留学時代に発音が原因で相手に英語が通じず大変苦労しました。

そんな私が努力の末に会社の同僚から「発音上手ですね。教えて欲しいです」と言われるまでになり、2010年からトレーナーをしております。

著書「帰国子女ではない私がどうやって通じる英語の発音を身につけたか」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

さて、今回は、「これさえ覚えればあなたの英語の発音が劇的に良くなる」という発音の法則を3つご紹介します。

「もっと英語の発音が上手くなりたい!」という方の中には発音に関するテキストを購入したことがある人もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

そういったテキストには発音を良くする方法として、1つ1つのアルファベットの発音記号や口の形を現した画・写真が中心に掲載されていますよね。

世の中にある発音テキストのほとんどが発音を良くする方法として、まずは一つ一つのアルファベットの音から覚えることだと推奨しており、私が通った発音スクールも全てアルファベットから教えていました。

中には、「英語の発音は普段日本人が使わない筋肉を使うので疲れてしまう」という理由から筋トレの仕方や筋トレを推奨するものまで紹介しているものなどもあります(笑)

しかし私は自分自身の経験や、オーストラリアに10年住んでいた日本人の友人、神田外語大学で英語を教えているネイティブの友人の意見などから、私達日本人が発音を良くする方法は、RやLなどのアルファベットを覚えるのではなく、文章の時の発音法則を覚えるべきだと考えています。

なぜなら、

理由①:英語を話す時、単語だけで話すことがほとんどないから

理由②:文章の発音法則を覚えるとリスニング力が短期間で良くなるから

理由③:Rなど特定の音が正しく出来なくても、文脈で理解してもらえることが多いから

「帰国子女に見る世界に通用する英語力の作り方」


 
以前にもご紹介しましたが、この本の著者で、10年間アメリカに暮らしていた川合典子さんもご自身の小学生のお子さんが英語が話せない状態でアメリカへ行き、ネイティブレベルになるまでの過程を間近で見た経験から「発音矯正は文章で行うことが原則です」とおっしゃっています。

というわけで、今日は「1日でも早く通じる発音を手に入れたい!」というあなたに、発音が良くなる方法として文章の発音法則を3つご紹介します。

法則①:リンキング

皆さんはリンキングという言葉を聞いたことがありますか?

以前に書いたブログでもご紹介しましたが、英語は文章になった際に音が
・くっつく
・消える
・音が変わる
と大きく分けて3つに変化します。

そのうちの1つ「くっつく」がこのリンキングです。

仮に初めてリンキングという言葉を聞いた方でも実際すでに使ったことがあるはずです。

それがThank you.です。

皆さんはThank you.をどのように発音しますか?

「センキュー」ですよね。 「センク ユー」とわざわざ2つに分けて発音される方は少ないと思います。

これは、youの前に特定の子音で終わる単語が来ると、その子音とyouをくっつけて発音するという法則があるからです。

例、Can you~? 「キャn ユー」ではなく「キャニュー」 
  Did you~? 「ディd ユー」ではなく「ディジュー」

これ以外にもリンキングの法則には
・子音で終わる単語 + 母音で始まる単語  例、hold on
・子音で終わる単語 + 子音で始まる単語  例、hot tea
・母音で終わる単語 + 母音で始まる単語  例、go on

があります。

法則②:子音だけの音

こちらも以前にご紹介しましたが、日本語は「ん」と「あ・い・う・え・お」以外は全て子音と母音とが組み合わさった音で出来ています(例、か=k + a)が、英語は子音だけの音が存在します。

一番いい例が世界的ハンバーガーチェーンのMcDonald(正しくはMcDonald’s)「マクドナルド」です。

McDonald’sのMやc、lやdの後ろに母音はありません。つまり母音をつけて読んではいけないのですが、皆さんご存知のとおり私たち日本人はMacuDonaludo「マクドナルド」と発音してしまいます。

文章でも同じです。

I don’t get it. を 「I don’to geto ito アイ ドント ゲット イット」のように発音してしまいがちです。

英語は、子音だけの音は、子音だけで発音しなければいけないのです。

法則③:抑揚(イントネーション)

この抑揚、私の世代ですと中学校の英語の授業などで習いましたが、結構忘れていらっしゃる方も多いと思います。

・肯定文、否定文の時は文末を下げる。 例、I like it.⤵  I don’t like it.⤵

・YES/NOで答えられる疑問文の文末は上げる。 例、Do you like it?⤴

・5W1Hの疑問文は文末を下げる。 例、Where are you going?⤵

ここまではなんとなくご存知の方もいらっしゃると思いますが、こちらはご存知でしょうか?

・付加疑問文は文末を下げる。 例、You don’t like it, do you?⤵

・命令文は文末を下げる。 例、Do it right now!⤵

・1つの文章が2つの文で構成されている場合、前の文末は上げ、後の文末は下げる。 
例、I bought the book,⤴ but I didn’t read it.⤵

・選択肢を相手に与える場合、最初の選択肢は上げ、後のは下げる。 
例、Do you want to eat in⤴ or eat out?⤵

・抑揚により意味が変わってしまうこともあります。
例、Tea⤴ or coffee?⤵ (紅茶とコーヒーの二択) / Tea⤴ or coffee?⤴ (紅茶とコーヒー以外にも選択肢あり)

まとめ

これさえ覚えればあなたの英語の発音が劇的に良くなる法則を3つご紹介しました。

私は、留学当初はまずリンキングを身につけました。 日本から持参したラジオ英会話のテキストに出てくる表現をCDで聴こえたとおりに真似たことで音がくっつくことに自然と気が付いたのです。

そして、それをふりがなのようにカタカナで文章の上に書き、何度も口に出して覚えました。

アィドン ライキッ
例、I don’t like it.

オーストラリアに10年間住んでいた日本人の友人はいまだにRもLも正しく発音出来ませんが、この文章の発音法則を習ったことで 今はたまに聞き返されることがあっても、大きなトラブルはないそうです。

※ちなみに、彼も私も顔の筋肉の筋トレはしていません(笑)

神田外語大学で英語を教えているイギリス人の友人も「RやL、母音などの発音よりリンキングとかイントネーションとかの方がもっと重要。 アルファベットの発音が間違えてもなんとなく文脈で分かるから」と言っていました。

とくにこの3つの法則の中でもリンキングが一番効果を実感出来ます。 リンキングが身につくとスピーキングはもちろんリスニングの能力も向上しますので、まずはリンキングから身につけることをお勧めします。